【個人雑誌】walking postcard vol.6「樹木のバカンス」【完売】
- 物販商品(自宅から発送)あんしんBOOTHパックで配送予定¥ 600
【もう少しだけ軽やかに、もう少しだけ緩やかに。】 【個人連載雑誌 / 第6号 / A5 / オンデマンドフルカラー表紙 / 62P】 『walking postcard』は、呼吸書房が発行する小さな雑誌です。 書き手はひとまず私ひとり。一冊の本にまとまる前の、小説や旅行記、短編や掌編、散文、詩、独り言などなどを、旅先から送る便りのように、気の向くままに、自由に、お届けできたらと思っています。 =============================== ※40部限定、再販予定なし ※「あんしんBOOTHパック ネコポス」にて発送予定です。
the letter from “rain forest” 追伸
既刊『すべての樹木は光』の30年後、ある町角での後日談。大人になったチジュが、ニイジェと再会し、二人でひとときの旅行に出かけるお話です。本編の記憶が朧げにあれば読了に支障はない、はず。きっと。 ユハの主観で語られた本編とは異なり、こちらの後日談はチジュの視点によるものです。 物語は既に幕を下ろした後。登場人物はチジュ、ニイジェ、本編未登場の新キャラクターのみ。 本編を読んでくださったあなたへ、ささやかな再会のひとときを楽しんでいただけますように。 ※文字数はおよそ30,000字ほどです。 =============================== チジュはようやく、この二人旅がもうすぐ終わることを自覚した。気づけば言葉がこぼれおちていた。 「ニイ」 「なんだい」 「どうしてあのとき、いなくなってしまったの」
本誌に掲載した文章たちは、いずれも「途上」のものです。いつか単行本としてあなたに再会する日には、まったく違う形になっているかもしれませんし、まったく同じかもしれません。 そんな変化も含めて、この新しい便りが、楽しんでいただけることを願っています。